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2020/05/02 23:53

連休に入り、天気の良い日が続いていますね。
今年はなかなか遠くに出かけることは難しいですが、気持ちの良い季節です。こんなおさんぽ。みなさんもいかがですか?
シリーズ【野の花さんぽ】です。

今年のお花見はいつもの年と違い地元の散歩ついでにチラリと仰ぎ見る程度で素っ気なく過ぎてしまいました。
来年こそは満開の花びらの下でゆったりと春を満喫したいものです。
ソメイヨシノも葉桜の時期を迎えると、もう見上げる人は少ないようですが瑞々しい若葉の新緑も今の季節ならではの見応えがあります。

とはいえこの時期の花の主役はなんといっても色鮮やかなツツジでしょう。
デザインワークの現場で自然界の色味といえば「ナチュラルカラー」といって、なんとなく優しくて温かみのある色をイメージする事が多いのですが、ぱっと視界に飛び込んで来るビビッドなツツジの色は、優しさどころか汗ばむ初夏へと誘う力強ささえ感じます。

そんなツツジに圧倒されながら足元を注意深く見ていると、道端には名前の知らない小さな花が沢山咲いている事に気がつきました。近づいてよく見ると種類も多くそのひとつひとつの形はとても個性的で彩りも豊かなものだとわかります。


普段は見過ごしてしまうような野草も可憐な花を咲かせる季節になりました。
観光地や花の名所に出かけなくても、道端の花を愛でる事は出来ます。

これからは、近所のコンビニで仕入れた小さな野草の図鑑をバッグに忍ばせて、四季折々の散歩を楽しむつもりです。

今回の野草(写真掲載順)
・ツツジ
・ハルジオン
・ユウゲショウ
・ハナニラ
・ナガミヒナゲシ


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美術専門学校教員
イラストレーター
アート・コミュニケーター

永井シュンイチ